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令和 2年第 8回臨時会(第1日10月20日)

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  1. 琴浦町議会 2020-10-20
    令和 2年第 8回臨時会(第1日10月20日)


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    令和 2年第 8回臨時会(第1日10月20日) ────────────────────────────────────────   第8回 琴 浦 町 議 会 臨 時 会 会 議 録(第1日)                         令和2年10月20日(火曜日) ────────────────────────────────────────                         令和2年10月20日 午後1時30分開会 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期決定 日程第3 議案第 137号 令和2年度琴浦町一般会計補正予算(第8号) 日程第4 議案第 138号 財産の取得について(琴浦町公衆用WiFi拡張整備業務) 日程第5 琴浦町議会改革推進特別委員会の設置及び委員の選任について 日程第6 琴浦町議会改革推進特別委員会委員長及び副委員長の報告 日程第7 議員派遣について 日程第8 閉会の議決       ───────────────────────────────                本日の会議に付した事件 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期決定 日程第3 議案第 137号 令和2年度琴浦町一般会計補正予算(第8号)
    日程第4 議案第 138号 財産の取得について(琴浦町公衆用WiFi拡張整備業務) 日程第5 琴浦町議会改革推進特別委員会の設置及び委員の選任について 日程第6 琴浦町議会改革推進特別委員会委員長及び副委員長の報告 日程第7 議員派遣について 日程第8 閉会の議決       ───────────────────────────────                  出席議員(14名)         1番 前 田 敬 孝        2番 角 勝 計 介         3番 福 本 まり子        4番 押 本 昌 幸         5番 大 平 高 志        6番 澤 田 豊 秋         7番 桑 本 賢 治        8番 新 藤 登 子         9番 高 塚   勝        11番 手 嶋 正 巳         13番 前 田 智 章        14番 桑 本   始         15番 井 木   裕        16番 小 椋 正 和        ───────────────────────────────                  欠席議員(1名)         12番 青 亀 壽 宏        ───────────────────────────────                  欠  員(1名)        ───────────────────────────────                 事務局出席職員職氏名  事務局長 ────── 太 田 道 彦  主事 ───────── 小 泉 愛 美       ───────────────────────────────               説明のため出席した者の職氏名  町長 ──────── 小 松 弘 明  副町長 ──────── 山 口 秀 樹  教育長 ─────── 田 中 清 治  総務課長 ─────── 山 田   明  企画政策課長 ──── 山 根 利 恵  税務課長 ─────── 大 田 晃 弘  子育て応援課長 ─── 財 賀 和 枝  福祉あんしん課長 ─── 渡 邉 文 世  すこやか健康課長 ── 中 井 裕 子  会計管理者出納室長 ─ 林 原 祐 二  農林水産課長(兼)農業委員会事務局長 ────────────── 山 根 伸 一  商工観光課長 ──── 米 村   学  建設環境課長 ───── 長 尾 敏 正  教育総務課長 ──── 桑 本 真由美  社会教育課長 ───── 宮 本   徹  人権・同和教育課長 ─ 小 椋 和 幸       ───────────────────────────────                 午後1時30分開会 ○議長(小椋 正和君) ただいまの出席議員は14名であります。定足数に達しておりますので、これより令和2年第8回琴浦町議会臨時会を開会いたします。  本日、届出のあった事故者は、議員では、青亀壽宏君が所用のため、当局では、総務課、佐藤陽一危機管理監が勤務のため欠席する旨の連絡がありました。  本日の日程は、あらかじめお手元に配付している議事日程表のとおりであります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(小椋 正和君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第125条の規定により、議長において、3番、福本まり子君と4番、押本昌幸君を指名いたします。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第2 会期決定 ○議長(小椋 正和君) 日程第2、会期決定についてを議題といたします。  お諮りいたします。今期臨時会の会期は、本日1日限りとしたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 御異議なしと認めます。よって、今期臨時会の会期は、本日1日限りと決定いたしました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第3 議案第137号 及び 日程第4 議案第138号 ○議長(小椋 正和君) 日程第3、議案第137号から日程第4、議案第138号までの2件について、一括議題といたします。  提案者の提案理由説明を求めます。  小松町長。 ○町長(小松 弘明君) まず初めに、午前中に一向平キャンプ場のサウナの竣工式に多数の議員の方々、御出席いただきましてありがとうございました。  それと、先ほど議長のほうからありましたけども、佐藤危機管理監のことですけども、昨日から行方不明者が出ておるところで、午前中も捜索しましたけども、まだ行方が分からないということで午後からも引き続いて捜索をするということで、早く見つかっていただくことを願っておるところであります。  それでは、今回、臨時議会にお願いすることになりました議案について、提案理由を説明させていただきます。  初めに、議案第137号、令和2年度琴浦町一般会計補正予算(第8号)であります。今回の補正は、既定の歳入歳出予算にそれぞれ50万円を追加し、総額を133億6,780万6,000円とするものであります。  まず初めに、インフルエンザ予防接種助成拡充事業であります。全国では、新型コロナウイルスの完全な終息ができない中、冬場に向けて新型コロナ季節性インフルエンザの混在が心配されています。このことを踏まえて、季節性インフルエンザ流行期に向け、インフルエンザ予防接種助成対象を拡充し、町民全体の集団免疫力を高めることにより医療機関負担軽減を図るため、予防接種を支援する経費を追加するものであります。また、安全で安心して妊娠、出産できる環境づくりを図るため、妊婦の方への接種費用を無償化する費用も併せて追加いたします。  次に、PCR任意検査事業であります。万が一、新型コロナに感染した場合、基礎疾患を有する方は重症化するリスクが高い傾向にあると言われています。このことを踏まえ、感染症に対する不安を抱えているが、行政検査の対象にならなかった基礎疾患を有する町民の方を対象に検査を行い、本人の不安を取り除くためPCR任意検査に係る経費を追加いたします。  なお、この2事業における財源対応につきましては、地方創生臨時交付金の充当先を振り替えることにより対応いたします。  次に、こども園給食調理業務における債務負担行為であります。自園調理により安心・安全な給食を安定して提供するため、令和3年度からのしらとりこども園及びやばせこども園の2園における給食調理等業務委託について、債務負担行為を追加させていただきたいと思います。  経過といたしまして、現在、正規職員の調理師7名を配置しておりますが、令和2年度に3人、令和3年度には1人が退職する予定となっております。このような状況で、先日、退職に伴う職員採用募集を行いましたが、雇用情勢が厳しく必要な補充を行うことができませんでした。御案内のように調理師は、ある一定の期間、実績経験を積んだり、免許取得が必要と、資格が必要であるため、このような状況が起こったという要因にもなっていると思っております。  そこで、民間業者の専門的な知識、技術、経験を活用し、衛生管理の徹底、食育、食物アレルギー対応等を行い、安全・安心な給食の質を維持するとともに、事業者の強みを生かすため、このたびの債務負担行為の追加に至ったものであります。雇用の確保ができない業務部門民間委託により安心・安全な給食を維持するため、このたびの債務負担行為の追加によって準備することといたしました。  タイムスケジュールとして、今回、債務負担行為を起こすことによって、来年の4月からのこども園の給食の提供が行われるということでスケジュールを行っておりますけども、これも業者あっての話ですので、今、これからスタートを切っていって、やっと間に合うかどうかというタイムがあったものですから、今回、臨時議会でお願いするところであります。  最後に、議案138号、財産の取得について(琴浦町公衆用WiFi拡張整備業務)であります。これは、各地区公民館等出先機関公衆用WiFi設備の整備を委託するものであり、施設利用者インターネット接続の提供が可能となるものであります。  10月15日、6社で指名競争入札を行いましたところ、NECネッツエスアイ株式会社鳥取営業所が一金1,958万円で落札し、うち整備機器購入に係る金額は1,290万8,060円であったため、同日に仮契約を締結いたしました。本契約を締結するに当たり、地方自治法の規定により本議会の議決を求めるものであります。  以上、2議案につきまして提案理由を説明いたしました。よろしく御審議くださいまして、御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小椋 正和君) 以上で提案理由説明を終わります。  直ちに審議を行います。  議案第137号、令和2年度琴浦町一般会計補正予算(第8号)について、質疑に入ります。質疑ございませんか。  大平高志君。 ○議員(5番 大平 高志君) そうしますと、ちょっといろいろ聞きたいことがあるんですけど、今回のこども園給食調理業務の委託ということで、債務負担行為のこれ限度額ということが上がっておりますけど、こちらについてお伺いしたいと思います。  限度額が1億5,723万9,000円ということで、令和3年度から令和7年度までこういったことで行おうというものであります。内容は、先ほど町長も言われました、退職に伴う職員採用募集を行ったが、雇用情勢が厳しく、必要な補充を行うことが困難であったということであります。この行われた募集ということも内容のほうをちょっと調べてみますと、会計年度任用職員、これは3年間の期限付ということで、そもそもこれで集まるのかということもあります。しかも、どのような形でこれは募集のほうをされたのか、こちらのほうも分かりません。こちらのほうも分かればお願いしたいと思います。  それと、私、小耳に挟んだのであります。直近の議会への報告、これもありませんでした。まして委員会などでもありません。臨時議会でこれ出されるような案件なのかなというところがまず私は一つあるわけでありますけど、なぜ報告が遅れたのか。これ前回、先週ですね、説明があった、それはちょっと私、差し支えがあったので出ておりませんけど、どうも組合との折衝、これがあったため説明が全員協議会の中で行われたようでありますけど、組合と妥結したのはいつなんでしょうか、お願いします。 ○議長(小椋 正和君) 小松町長。 ○町長(小松 弘明君) 調理師の募集についての詳細については総務課長から答えさせますが、なかなか、先ほど申しましたように調理師という資格を持った方っていうことで、近隣の住民っていいましょうか、近くから通われる方、もちろん町内の方を優先的に考えてはいますけども、資格を持ってる方ということで、去年、おととしも退職者があって、その補充ということで募集をかけてもなかなか集まりにくかったという状況があって、最終的に、これは組合の交渉で一つ合意を得ることが条件となるということで、そこの交渉が少し長引いていた。それから、再度募集をかけるということもあって時間が要したということであります。  詳細について、総務課長に答えさせます。 ○議長(小椋 正和君) 山田総務課長。 ○総務課長(山田 明君) 先ほど大平議員のほうから、募集につきまして会計年度職員というところですが、会計年度の職員ではなく、任期付の正規職員の募集を行っております。こちらにつきましては、募集方法につきましては、ホームページ、それから行政無線、それから音声告知と文字放送というところです。あとは、調理師の関係ですので、調理師自体のネットワークで話をしていただくというところもあります。それから、ハローワークに出してないというところがありますが、今回の職員募集琴浦町内に限っておりましたので、ハローワーク地区限定というものを扱えないということがありましたので、ハローワークは扱っていないというところでございます。  それから、議会報告のほうが遅くなったことはというところで組合との交渉というところを上げております。組合との合意はというところでありますが、こちらのほう、4月から随時、事務折衝と交渉とを繰り返しまして、最終的には10月の6日に組合のほうが全員集会を開かれまして、一部委託の受入れということを決定されております。 ○議長(小椋 正和君) 大平高志君。 ○議員(5番 大平 高志君) なぜ私がこういうことを聞くかといえば、現業組合とこれ多分折衝をされたのかなと思いますけど、親組合員へこのこと、このように決まったとの報告があったのが先週の金曜日の定時後だったそうであります。くすぶっていた、そういった話で皆さん思われていたようでありますけど、中に、私、複数の方から聞きましたから、ちょっと驚いて、いろいろ意見も出たということを伺っております。  どういう意見があったか、ここで一つ紹介させていただきたいわけですけど、どういう募集がなされたのか、募集要項を出してくれという意見があったそうでありますが、示してもらえなかったというお話も聞きます。職員からも疑問が出るような募集で、応募された方は情報を入手できていたと言い切れますか。また、委託により経費も現状より700万程度増えるようですし、当初の募集は、3年間の期限付、任期付の職員ということでさっきもありましたけど、そこまでしてこれを行う理由は、将来的な統廃合や園自体の指定管理を見据えた、こういった動きではないですか。それを表すのが業務改善推進支援事業ということで、これはトーマツが出していた報告書の中にもこういったことはあります。この件も含め、指定管理もですが、多岐にもわたり、この中でも指摘のほうがなされております。職員の在り方を大きく変えてしまうこの報告書の内容に沿った動きのように私は思うわけですけど、違うのですか。今指摘した疑問に答えてください。 ○議長(小椋 正和君) 小松町長。 ○町長(小松 弘明君) 先ほど言われました職員組合と、それから現業の組合とは別と言ってはあれですけども、考え方は、ちょっとうまく説明できないんですけども、現業組合は単独で町との交渉をするということがありますので、それで時間を要してるところがありました。ただ、昨日、今日始まった交渉ではなく、昨年、一昨年も、今年、来年ですね、3人退職される方、それから次の年に1人退職される方と、これは分かっておりましたので、ずっと交渉はしておりました。それを親組合でどうこうっていう話は、ちょっと私はそこの組合関係のところは分かりませんけども、それは確かに全体の職員労働組合の中で話をされるっていうことはあるかもしれません。それが遅れたとかっていうのは、それは組合の中の話であって、ずっと私は現業組合の調理師の代表の方と何度も交渉はしておりましたし、その交渉の結果が組合の中でどう話しされていたかっていうところまでは承知はしておりませんが、先ほど総務課長が言いましたように、10月の6日に最終的にそこの合意が得られたということであります。  詳細について、補足説明総務課長にさせます。 ○議長(小椋 正和君) 山田総務課長。 ○総務課長(山田 明君) 組合の親組合と現業とのところでございます。これにつきましては、それぞれ親組合といいますと非現業、行(一)とかっていう言い方をしますけども、そちらにつきましては、ほとんどの職員が加入しているものです。現業職につきましては、今、調理師の7名だけが加入しているところになります。労働協約というものを結んで労使の協約を結んでいるという団体になります。  先ほどありましたように、現業の部分と親組合との連携がうまくいってなかったのではないかということですが、正式には文書では、4月に申し入れてからずっと親組合の役員と現業の役員とが一緒になって事務折衝なり交渉というものを当たっておりますので、親組合のほうがそのことを知らないとか、そういうことはないというふうに考えております。  それから、親組合のほうもいろいろ代議員とか組合員全てに周知ができるような体制を取っておりますので、適宜、代議員会とか執行委員会などでこの議論を報告しておるということで聞いております。 ○議長(小椋 正和君) 大平高志君。 ○議員(5番 大平 高志君) そうなんですよね、現業職の方、組合があるわけですけど、調理師の方、7名入っておられて、そこで妥結したのが10月6日で、親組合の総会があったのが議会の説明があった後、金曜日の定時後。どうなんですかね、こういうことで。しかも、出てきてるのが臨時議会ということで、私はこの意味が分からないんですよね。しっかりそれはお話をされたのか。中でもやはり疑問が出て、くすぶっている案件だと思っていたけど急転直下で決まった、どういうことですかという、そういうお話もあったようでありますけど、それで募集要項も出してくれ、それもなかなかそのときは示してもらえなかった。職員も、こういう募集、あら、そういえばあったのとかって認識なんですよ。それで町民が分かるんですか。私はそういうことが言いたいわけですよ。  それから、これ答えていただいてないですけど、業務改善推進支援事業ということで、コンサルが出した報告書ありますけど、これに沿った指定管理していくんだとかなんとかっていう動きの一環じゃないんですか、違うんですか。それだけ答えてください。もうこれも、もともと募集かけていたのも任期付の職員じゃないですか。何か背景があるからこういうことをやるんじゃないですか。どこまできちんと募集をしたのか、なぜこれはそもそもが任期付の職員を募集したのか。そこのところを示してもらわないと分からない。それで臨時議会開いてこういうのを出して、組合でもいろいろ話があった、話があること自体おかしいんですよ。どうですか。 ○議長(小椋 正和君) 小松町長
    ○町長(小松 弘明君) 親組合の話、先ほど総務課長が言いましたように私も、交渉の場で親組合の委員長とか役員がいました、ずっといました。それを親組合の中でどう説明したかのそこまで私たちの責任ではない話で、ずっと一緒に聞いてますよ、親組合というところは、役員は。それが報告が遅かったことの責任は私たちの話ではなくて、交渉する中でずっと言ってる話なんで、それが、何ですか、先週の全体の会議で、それは組合の中の話であって、それも組合の職員が調理師の募集を知っているとか知らないとかって、そんなことを言ってるということが不思議な話であって、人のせいにするような言い方をするっていうことは非常に私はおかしな話を言ってるなと思っております。  組合にもずっと、この現業組合の状況はどうあなたたちは考えるのか、今年の話でなしに去年、おととしも一緒にいたのに、違う話をし出してしまうような組合であったということの不満は私は持っております。ですので、組合がっておっしゃいますが、今回は、現業の方たちとの労働協約の関係があって、そこを優先してやっているところであります。本体の親組合がどう言うかっていうのは、それは組合の中での話であると思っていますが、そこで合意したところが10月の6日であって、それ以上でもなければそれ以下でもないという話であります。  それと、トーマツの話をさせていただきます。先ほど確かに答弁漏れをしておりますが、自分たちの仕事が、どれだけの仕事をやる、量が多い、仕事が多いという、今働き方改革ということで盛んに言われておりますが、自分の仕事で無駄があるということを言える人はなかなかいません。やっぱりそれは第三者が見たときに、今あなたはどういう仕事をしていますかということを、数字を調べながらということもあると思います。労働時間ということもあると思います。それから効果ということもあると思います。以前からやっていた仕事がそれは今でも必要な仕事ですかと問われる、それがトーマツとか外部監査が入ったときにはたと気がつくところがあって、ああ、今までの仕事が今までどおりやっているのがよかったのかどうかということをきっかけとして、昨年、トーマツにお願いして、その報告書は出ております。ただ、その報告書をそのとおりにやれるかっていうと、これも1年間の中でトーマツという外部の団体が見て、そのとおりにやれる、そんなふうに1年で見れる仕事ではない部分もあります。参考として、それと、職員自身が自分の仕事を見直すきっかけになるということであって、そのとおりにしなくちゃいけないというふうには思っておりませんが、一つの方向ではあると思っています。そういう点で報告書も読ませていただいておりますし、それを参考として、今後とも行財政改革を進めていくという考え方に変わりはありません。 ○議長(小椋 正和君) そのほか質疑ございませんか。  澤田豊秋君。 ○議員(6番 澤田 豊秋君) ちょっとお聞きしたいと思いますけども、先ほどいろいろと質問があってあれなんですけども、現在7名で、今年度3人、そして、来年度1名退職ということです。それで、今、町長は、民間委託した場合に、その後、残った職員がどのように安心して働ける状況があるのかないのか。それから、民間委託した場合に調理師と保育士、今それぞれ連携があると思うんですけども、片一方は民間、片一方は公立、そういう中でのお互いの連携というのがどのようになっていくのか。  それから、現在、子どもたちが野菜などの栽培活動であるとか芋掘りだとか、そういった中でクッキング等をされるわけです。そういったことが従来と変わりはないのか。  それから、先ほどから出ておりますように、組合との合意という問題ですが、これは現在、職員組合、それから現業職員の評議会ということで、労働協約を締結してこれまでずっときておると思うんですね。そういう中で、4月からずっと交渉を重ねながら、先ほど10月6日に最終的に合意したっていうことです。これは現業評議会と、それから職員労働組合と恐らく連盟で合意されたでないかなというふうには思うんですけど、そこらのところは間違いないのか。先ほど言った、今後そういった残された職員等もひっくるめて、どのように考えておられるのかお聞きしたいと思います。 ○議長(小椋 正和君) 小松町長。 ○町長(小松 弘明君) 現在、職員として働いてる方、先ほどの7名の中で、最終的に、近いところで4人の退職者があれば3人ということになりますけども、その方たちは園の中で引き続いて調理業務をやっていただくということでありますが、説明の中で2つの園を、一部になります。全体では5園ある中の2園を委託ということで、混在するわけではなくて、委託する園とそうではない園とということで、職員同士の何かということはなくて、それぞれの園で運営をされることになります。  今おっしゃってる質問のありました調理師と、それから保育士の関係というのは、今までのところは今までの話ですし、それから、今度委託する場合にそういうことを委託内容としてお願いしていくことであると思っております。また、それが履行されるということでの委託になるというふうに思っております。  合意あたりのところについては、補足説明総務課長にさせます。 ○議長(小椋 正和君) 山田総務課長。 ○総務課長(山田 明君) 組合との合意形成のところであります。4月の正式に申し込んで以来、6か月間で13回ほど交渉のほうを行わせてもらっております。先ほど申しました、10月の6日に組合のほうが全員集会を開かれまして、一部委託を受け入れるということを投票で決定されました。16日にあった全員集会というのは、その合意書の案というものを、細かい表現のところを全員で確認したという会になっておりますので、そちらのほうで合意を得て、書面にして協約のほうの改定を行うというところになってます。 ○議長(小椋 正和君) 澤田豊秋君。 ○議員(6番 澤田 豊秋君) それで、もう一つ確認をしておきたいと思うんですけども、こういう問題というのは、現場の声をどれだけやっぱり集約しながらまとめていったかっていうことが大事だろうと思うんですけども、さっき言ったように、残った職員が本当にこれからどうなるだろうかという不安な状況ではいけないわけです。そこら辺がしっかり安心してこれからも働ける状況というものをちゃんと確保していかないけんというふうに思いますし、併せて、さっき申しましたけど、2園が委託、あとの3園は町、いわゆる町営という中で、今ある職員の中で正職員は、なら、いわゆるほかのところに異動という形になってくると思うんですよね。そうした場合に、結局そこらの連携というのをやっぱりしっかりと図っていかないけんというふうには思うんですけど、そこらのこともひっくるめて現業の皆さん方と了解されたのかどうなのか、そこら辺ちょっと確認しておきたいと思います。 ○議長(小椋 正和君) 小松町長。 ○町長(小松 弘明君) 詳細の合意内容については総務課長に答えさせますし、それから、今の園の中での話合いというか、今どういう状況になっているかというのは子育て応援課長に答えさせたいと思います。 ○議長(小椋 正和君) 山田総務課長。 ○総務課長(山田 明君) すみません、確認書の内容といたしましては、先ほど澤田議員言われたように現業職員の任用替えとか、残された整理解雇等は行わないとか、今後の園の方針については事前協議をしっかり行って協議をするというようなことを確認しております。 ○議長(小椋 正和君) 財賀子育て応援課長。 ○子育て応援課長(財賀 和枝君) 現在での園の様子なんですが、現在は、園の中で調理師も保育士も同じように、例えば朝の会だったりとか入る中で日々のことを確認しながら業務を行っております。委託に2園出すということなんですが、委託業者にはそれぞれの調理現場に現場責任者を置いていただいて、園の情報と調理室への指示は現場責任者を通して行う形を取っていきますので、園の情報についても、毎日、現場責任者と確認しながら行うような体制を取っていくことを考えております。 ○議長(小椋 正和君) そのほか質疑ございませんか。  高塚勝君。 ○議員(9番 高塚 勝君) まず、保育園の調理業務の委託ですけども、もともとは正職員の方が退職されるからその補充を募集したと。ところが、募集したけれども、なかったから業務を委託するんだということだと思うんですね。もし、あれですか、今年の8月28日付で出されて、9月10日までに申し込みなさいということで3人募集と。もし、3人募集で3人応募があれば、応募というか、何人あっても3人採用されたらこの業務委託は出されなかったんですね。それを確認します。  そこで、募集の要項を見ますと、給料は14万7,900円だと。これは高卒の正職員のある等級というか、基準のとこだと。あとは経験によってプラスしますよと。ただし、任期付で3年間しか雇いませんよと。3年たったらもうどうなるか分かりませんと。一応3年間ですよということで募集しとられるんですね。それで、この間の全協でも、今、調理業務をよそから引き抜くわけにもいかないし、地元の業者さんに迷惑かけるわけにいかないしというようなことがありましたけれども、例えば専門学校、調理学校を出られたりとか、そういうことで資格を取ったと。琴浦町で保育園の給食業務の募集があると。それはもう、よし、琴浦町の子どもたちのためにやりたいという仮に意欲ある者がおっても、3年間で首ですよというとこ、誰がそういう意欲のある人が私は応募するんかなと思うんですよ。それをなぜ3年という限定をしたのか。町があくまでも町営でやりたいんだったら、正職員の方が退職されるんであったら、そういう正職の方をやっぱり採用して、大いにやってくださいということをするべきだと思うんですけども、しない。3年間なかった、だから委託だということなんですね。その辺を答えてください。なぜ3年なのか。  それから、何か組合のほうと、私は組合と、例えば9月10日に募集を締め切ったと、けども、なかったと。これはえらいこっちゃと。なら、組合さん、相談しましょうだったら分かるけども、前々から組合といろいろ交渉をやってたと。どういう内容のことをやってたのか、その内容を教えてください。  それから、正職員の方であれば、再雇用とか再任用というのもあると思うんですね。一般に定年退職されたら、希望されれば残ってやってくださいと。例えば9月の10日に締め切ったけれども、応募がないと。そうしますと、来年の3月に退職される方に、もうちょっとまた考えるから、再任用でも何とか希望されませんか、そういうようなことをされたのかどんなか。それもお願いいたします。  それから、そもそも保育園を、こども園ですね、今回、町はどういうように考えとるのかと。調理業務は委託を出すと。私は、10年ぐらい前ですかね、在り方の審議会というか、琴浦町の保育園、幼稚園をどうするかっていう、大学の先生が会長か何かになられて、答申が出ましたね。あのときには、取りあえず逢束保育園だとかは統合するけれども、将来的には公営の保育園は旧町に1つだけにして、あとは指定管理だとか民間委託するのが、そういう方向がいいというような答申が出たのを覚えております。大分前ですから情勢が変わっておりますけれども、その辺は町はどういうふうに考えておるのか。私は、そういう将来、民間委託を踏まえているんであれば、こういうこともそれはなきにしもあらずだと思うんです。けれども、直営でやりたいから募集したけどもない。ないから、その分だけ業務に出すんだという考え方がおかしいと思うんですよ。その辺はどうなのかお願いいたします。 ○議長(小椋 正和君) 小松町長。 ○町長(小松 弘明君) 調理師の構成は、先ほどから申し上げとるように以前から分かっておるところで、昨年、一昨年も1人ずつ募集をかけて、なかなか応募がなかった状況は繰り返しお話ししてるところであります。今年の3名ということで、そこで交渉がいろいろと、その前から続いてるんですけども、いかに直営でいくのか、あるいは民間に委託する場合もあるのかということで交渉をし続けておりました。そこの中に3人の募集を、とても4月の段階では3名一遍にそろえることは難しいんじゃないかという感想を申し上げて、そこで協力をお願いしたところです。けども、先ほどおっしゃった再任用のこともそこの中で話が出ております。一遍に3人が退職されるということのこの激変緩和の意味で、何人か、全員でも構わないですけども、再任用であと1年、あるいは何年かできないでしょうかということもその中で申し上げとるところです。そこで、私たちは3人とも再任用を希望はいたしませんということがありました。となると、これは確保できるかどうかということ云々じゃなくて、とにかく募集をかけなくちゃいけないということで3人募集をかけて、応募された中で1名が確保できましたが、あと2名が確保できなかったということです。資格を持った方って、職業ですので、町内でそういう職業に就いていらっしゃる方を役場にっていうことは、また町内の業者の方に御迷惑のかかることもあって、そこでやっぱりこれは委託を考えなくてはいけないということでの交渉をしていった中で、10月6日の妥協というか、合意が得られたという経過であります。  10年前って言われましたそのこども園、保育園の在り方っていうことで、統合するときの、以西、成美、安田の園の統合というところで、そういう委員会開かれていたその結果で今の園の統合があったということでは承知しておりますし、私も副町長になったときに、園の統合のときにその話を担当課長がしていたということは覚えていますが、今現在、そのときにはまだ生まれていなかった子どもたちが園で過ごしているという状況で、予測というのは予測があるんですけども、実際に生まれてきてる子どもの人数をまた考えながら、それから人口のことも考えながら、再度考えていかなくてはいけない状況に今なっているという認識ではおります。そこに、まだそこから先、これを公立で全てやっていくのか、民間委託を全てやっていくのかということまでは考えているというか、想定っていうか、構想、検討はしていないという状況であります。ただ、人口が減っていく中で、子どもの数はやっぱりだんだんと少なくなっているということの確認は今できているところであります。 ○議長(小椋 正和君) 暫時休憩いたします。                 午後2時08分休憩       ───────────────────────────────                 午後2時08分再開 ○議長(小椋 正和君) 会議を再開いたします。  小松町長。 ○町長(小松 弘明君) 残った補足説明総務課長にさせます。 ○議長(小椋 正和君) 山田総務課長。 ○総務課長(山田 明君) 3年の任期につきましては、こちらのほうは、先ほど町長からもありましたように、園の今後の取組ですとか、そういうところが不透明な状態だというところです。こちらの関係では、先ほど高塚議員言われたように、専門学校を出て、これから調理師としてという決意を持って、20代前半で入っていただいて残り40年というところですが、そちらで入っていただいても、40年調理師をしていただくことができるかどうか不明なところです。そうなると、途中で任用替え、調理師から一般事務への移行ということが必ず出てきます。そうしますと、40代、50代になってから、今まで一生懸命調理しておられた方が今度はパソコンに向かっていろんなシステムに向かうというようなことで、非常に苦労される方たくさん見ております。そういう職員を生み出す可能性があるというところがございまして、そちらで任用替えということがかなり、そういう職員を生み出したくないという思いもありまして、このたび任期付ということで、こちらのほうは地方公共団体の職員の採用に関する法律というのがありまして、任期を定めることができる期間というのが3年というところの整理が法律でございます。そちらを準用させていただきまして、3年という任期をつくったところでございます。 ○議長(小椋 正和君) 高塚勝君。 ○議員(9番 高塚 勝君) 先ほどから組合という言葉が出るんですけども、私は、仮に町がこの一部業務を、今回の場合、例えばやばせこども園の業務を外部委託しますということを、組合の了解がないとそれができないのかと私、不思議に思うんですね。別に今度、町の方針でここの業務を民間委託しますと。ただ、同じところに指定管理のところと町職員の方が働くんであれば、それはまたなかなか大変なことがありますけども、業務全体を指定管理に出して、指定管理というか、業務委託して、そこには町職員の方はいないと、外部の業者が入ってやると。それの了解を取るのに組合の了解が要るのかどんなか、その辺をお願いします。  それから、先ほど同僚議員もありました、前回、先週、全協があって、今回提案のものが説明なされたんですね。僅か1か月前には定例会があったんですね。そのときには、これっぽっちもこのことは常任委員会にも全体会にも出てないと。それは組合との交渉ができてなかったから出さなかったということですけども、私は、そこまで組合っていうのは議会に報告もできないようなことなのかと思うんですね。例えば、組合とはまだこれこれで交渉中ですけれども、現在、募集したけれども、9月10日に締め切ったけれども、3人募集したけれども、ないと。これからはこういうようなことを考えないといけないので、今組合とこういうような交渉をしておりますというぐらいは報告があってもいいと思うんですけども、組合との交渉があったので報告できなかった、組合、組合ということなんですね。それはどういうことなんですか。そういう、仮にある園の調理業務を外部に業務委託する場合は組合の了解がないとできないものなのかどんなか、その点。  それから、議会に対する報告が、そういう組合の交渉が決まらないことには議会にも報告できないのか、その辺、再度お願いします。 ○議長(小椋 正和君) 小松町長。 ○町長(小松 弘明君) 組合との関係について、詳細は総務課長に答えさせますけども、現業組合ということでいったときに、今、高塚議員のおっしゃった、一般組合の話をされてるかと思いますけども、現業組合労働協約という協約を結んで交渉していくことになりますので、そこのところでの交渉事が、今こういう交渉をしてるということが議会とかほかの、組合員は別でしょうけども、今こういう状況ですということを逐次報告をするということよりも、こういう交渉結果、こうなりましたという結論が出たときに初めて交渉事が成立した、途中のところを出していったときに、ああ言ってる、こう言ってるとか、先ほども質問の中にもありましたが、組合員の誰それが何とか言ってるということは、交渉としては非常に成り立ちにくくなっていく。窓口は1つで、そこでやっていきながら、結果、こういう合意が得られたというところまでやはり、秘密にしてるわけではないんですけども、それはそれぞれの組合の中での意見を言われるということはそれでいいでしょうし、また、交渉をしていくという段階でいろんな意見が出てくることは構いませんけども、それを、あれがこう言ってた、こういうことを言うことはけしからんとかっていうことになると、時間が幾らあっても交渉は成り立たないということで、交渉の結果が出たときに議会に報告をさせていただいたということであります。  詳細について、総務課長に答えさせます。 ○議長(小椋 正和君) 山田総務課長。 ○総務課長(山田 明君) まず、現業との協約についてであります。協約につきましては、労働基本法のほうで定められておりまして、雇用者と労働者、そちらのほうはきちんと協約を遵守すべきだということで、労基法の2条にうたってあります。そちらに基づきましてありますのと、あと、地方公務員法の中でも、現業職については団結権と団体交渉権というものが認められてます。その中でも協定を結ぶことも認められておるということで、現業につきましては、そういう法的にきちんと協約を結んで、労使合意の上で賃金なり勤め方について協約を結んで、それぞれの立場を確立しましょうということになってます。こちらのほうを違反しますと、罰則が来るということでのところであります。  あと、非現業、我々一般職につきましては協約を結ぶことができませんので、協約は結んでないということは法的な拘束力がないということですので、先ほど高塚議員の言われたように、別に組合にというような論法も成り立つかとは思いますけども、現業につきましては、協約ということが法的に拘束力のあるものとして生きておりますので、遵守が必要だということでございます。 ○議長(小椋 正和君) 高塚勝君。 ○議員(9番 高塚 勝君) 私の今の質問の内容とちょっと答えとが違うようなんです。私は、例えばある保育園の調理業務を外部に業務を委託すると。その業務委託したら入ってくると。今度は、今の現業職の人に、あなた方は今度はこの方たちの言うことを聞いて仕事をしてくださいよと。これだったら大変だと思うんですよ。でも、今までのお話聞くと、多分、新しく業務委託された方は、何々こども園の調理業務を全部自分のとこでやると思うんですね。だから、町の職員の人は、そこに下には入らないと、また別なところでやるんだから。町の方針で来年度からはこの園の調理業務は外部に出しますよと、委託にしましたから、その代わり今そこにお勤めの方はこちらのほうに移っていただきますと。これは当たり前のことなんで、そういうことに関しても労働組合の承諾がないとそれができない。それから、協定がきちっとなるまでは議会にも報告できない、そういうシステムなんですかっていうことなんですよ。それは法的にそうなっとれば、それはもう致し方ないですけども、私たちから見たら、急に臨時議会を開きます、内容はこうなんです、保育園を業務委託します、調理業務を。もういきなりぽっと来て、この間、定例会があったのに、それで、もう臨時ですから今日1日なんですね。議員間で協議する時間もないんですよ。いいことか悪いこと、そういうことを言ってるんじゃないんですね。そういうシステムっていうのが、今お聞きしとる範囲では、いや、組合だとかなんとかって言われるから。そういうシステムがそうなってるんですかと。今回の業務委託をするのにも組合の了解が、妥結しないとそういうことができないのか、そういうことなんです。それか、組合との合意がないと議会にもこれっぽっちとも、今これこれ、くどいようですけど、9月の10日に締め切ったと。けれども、希望者がないと。もう来年から困りますので、これから業務委託のことやらいろいろなことを考えて、今折衝しておりますとか、そのようなことは当然、私は言うべきだと思うんですけども、その辺のことを言うとるんです。それはどうなんですか。 ○議長(小椋 正和君) 小松町長。 ○町長(小松 弘明君) 現業組合労働協約という話でいったときに、先ほど高塚議員の言われてる意味は分かりましたが、5つの園があって、その中で調理業務をやっていくという労働条件、環境が変わって、3園であなたたちの仕事はやってくださいよ、あとの2園は別にやりますよということの、確かに委託することについては町が決める話ですから、組合に言うことではないと見えますが、5つの園が3園であなたたちの職場は変わるんですよということの条件が変わってくるということですので、労働協約の中での話が合意しないとスタートできないということだと考えておりますが、補足の説明を総務課長にさせたいと。今の考え方は、そういう考え方で労働協約を結んでいきながらやっていくという話であります。 ○議長(小椋 正和君) 山田総務課長。 ○総務課長(山田 明君) 現業組合のほうと協約のほうを結んでおる内容の中で、事前協議とか事業の運営という章がございます。第5章として事業の運営というところで、第15条に保育園、こども園における調理業務は直営とするというふうにうたって協約のほうを結んでおりますので、これを一部でも委託にするということであれば、組合に対して協議を行って合意を得なければならないということになります。 ○議長(小椋 正和君) そのほか質疑ございませんか。  井木裕君。 ○議員(15番 井木 裕君) 最初に、ウイルスの補助金の件なんですけども、先週、説明会を受けて、そしたら、土曜日の朝、この琴浦町初でなりましたよという報道をされたというふうに聞いております。今日の臨時議会で上程されるということは、先回の説明会のときに聞いております。やはり報道関係にぽっと、議会がまだ議決をできてないのに報道に出されるということは、極端に言うと議会軽視の部類に値するんじゃないかというふうに私は思いました。それがどういうふうな経過でこうなったかは私は分かりませんけども、その点についてもお答えください。  給食の調理師の問題ですけども、何年か前に小学校の給食センター、一本化になったんです。教育民生の中にも、話の中において、こども園なり保育園の給食も併せてという教民の委員会からの話もありました。けども、子どもの食物アレルギーとかいろんなことで、きめ細かな保育の中の一環として統合等はできないという結論が出て、現在に至っておるというふうに私も認識はしております。  それと、もう一つは、先ほどから組合関係、組合、組合という話が出ておりますけども、やはり琴浦の子どもたちをどうしたらいいのかっていうのは教育民生のほうにも、委員会で議論するのは当たり前だと思っております。なら、組合の協議が妥結不成立になったとき、議会には、議会が否決になったら組合等の話ではないじゃないですか。その辺も視野に入れて、議員の議会の臨時議会でこの案件を出すというのは、もっと早く、委員会の意見も組合の意見も大事かもしれませんけども、議会の意見も必要だと思いませんか。その点についてお答えください。 ○議長(小椋 正和君) 小松町長。 ○町長(小松 弘明君) 一番最初に言われた報道の関係については、全員協議会でオープンにして、資料もオープンにしておりますので、そこで取材されたことであって、決まったというふうな書き方はしてなかったと思います。そういうことで上程をされるという書き方でありましたので、決して議会軽視でもなければ、正しい報道だと私は認識しておりますし、また、そうだと思います。  それから、給食センターのときにっていうことで、今回の提案は、自園で、自分の園で調理をしなくてはいけないこども園ということで、給食センターは、センターで一括して小学校にそれぞれ、あるいは中学校に給食を配膳するっていいましょうか、調理したものを運べばいい。その中には、今回、先ほど井木議員がおっしゃったように、自園でやらなければ、とてもアレルギーの対応だとか細かい対応というのはなかなか難しいということで、自園調理ということが基本になっておりますので、そういう形を今取ろうとしてるところです。  最後におっしゃっていました、決して議会軽視でもなければ、手順を踏んでいく中で、直営でやっていきたいと思っていたのがどうしても直営にできない部分が出てきて、そして、組合の労働協約のこともあって、そこが整った中で、今回、債務負担行為ということを提案させていただいております。そこに、この提案ではということの御意見はあるかと思いますが、今回提案させていただいた中で、提案の中でもお話ししましたけども、来年の4月の給食の提供を確保するためには、直営、それから民間委託民間委託をしようとしたときに、準備とか、それから向こうの、相手方の人員の確保とか、そういうことを考えれば、今回、臨時議会を開会させていただいてお願いする場面になったという手順であります。 ○議長(小椋 正和君) 井木裕君。 ○議員(15番 井木 裕君) 準備段階で委託ということになると、それまでに、4月に調理師の募集をして集まらなかったというのは、何が原因で集まらなかったということを町長自らは感じておられると思うんだけども、やはり人が集まらない、コロナの前のときは、人手不足、人手不足ということで人は集まらなかった。今はちょっと違うんですよ。やはりコロナが出てから経済低迷してる中において、人余り現象は出ております。けども、募集の中の熱意が本当にあったのかとすると、何か私も防災無線を聞いておりまして、ああ、普通の放送だなというふうに感じました。そういう調理師の方が行こうやという気には恐らくならないというふうに聞きました。調理師の人も言われたけども、3年間で終わりだったら応募はやめますよという人もありましたので、報告しておきます。そういう職場職場、まずは琴浦の子どもを大事にするということが前提でありますので、やっぱり児童の給食に関することはもっと熱意があってもいいと、私はそういうふうに思っております。町長の考えはどうですか。 ○議長(小椋 正和君) 小松町長。 ○町長(小松 弘明君) 調理師の募集に関して、熱意ということで言われますけど、熱意がっていうことよりも、今、コロナで退職者が多いとかっていう話しされますけども、それは一般的な話であって、免許を持っている人の調理師ですので、限られてくるところであります。限られた人しかいない。また、免許を取得するのは限られていますし、それから取ろうとする人も限られている。不特定多数の一般業務的な労働条件がという話ではなくて、1つの条件がかかりますから、そこで募集をかけて、これは今年に限らず、先ほどから申し上げたように、去年、おととしも全く同じような状況であって、3年間の任期付ということにしたのも、るる先ほど総務課長が御説明申し上げたように、これから40年ずっと雇っていくということでの、これはどうなのかと考えたときに、任期付で募集をかけて、それが熱意がないとおっしゃれば、それかもしれません。ただ、そういうものではないと思っております。 ○議長(小椋 正和君) 井木裕君。 ○議員(15番 井木 裕君) そうしますと、今、町長、答弁の中に、調理師がいない。現在、琴浦町内の調理師免許を持っとられる人は何名おられるかどうか、そういう把握というものも踏まえてこういうふうに、30名ほどとか、15名しかいないとか、そういう把握はできておりますでしょうか。 ○議長(小椋 正和君) 小松町長。 ○町長(小松 弘明君) お言葉を返すようですけども、調理師免許を持っている人は何人いようが、それというよりは、調理師免許を持ってはいるけども、今、職に就いていない方が何人いるかということで、そこを狙って募集をかけたわけです。何度か繰り返してますけども、町内で調理師免許を持って仕事をされている方っていうのは確かにいらっしゃるし、それは今、職業を持っていらっしゃる。そこから役場が人を引っ張ってしまうと、その施設はお困りになるということ、そこまではできないというお話であります。 ○議長(小椋 正和君) そのほか、質疑ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 質疑がないようですので、質疑を終わります。  高塚勝君。 ○議員(9番 高塚 勝君) 本補正予算に対する修正動議を提出したいと思います。 ○議長(小椋 正和君) そのほか、この修正動議に賛成する方ありますか。                   〔賛成者挙手〕 ○議長(小椋 正和君) ただいま高塚勝君ほか1名以上から、議案第137号、令和2年度琴浦町一般会計補正予算(第8号)に対する修正動議が提出されました。この動議は2名以上の者の発議により成立いたしました。  暫時休憩いたします。                 午後2時32分休憩       ───────────────────────────────                 午後2時46分再開 ○議長(小椋 正和君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  議案第137号、令和2年度琴浦町一般会計補正予算(第8号)に対して、高塚勝君ほか1名からお手元にお配りいたしました修正動議が提出されましたので、この修正案と原案を併せて議題といたします。  それでは、修正案の提出者に提案理由説明を求めます。  高塚勝君。 ○議員(9番 高塚 勝君) それでは、令和2年10月20日、琴浦町議会議長、小椋正和様。発議者、琴浦町議会議員、高塚勝。発議者、同、大平高志。議案第137号、令和2年度琴浦町一般会計補正予算(第8号)に対する修正動議。  上記の動議を、地方自治法(昭和22年法律第67号)第115条の3及び琴浦町議会会議規則(平成16年琴浦町議会規則第1号)第17条第2項の規定により、別紙の修正案を添えて提出いたします。  はぐっていただきまして、修正理由。  こども園調理業務債務負担行為限度額の追加については、提案理由が、正職員の退職に伴い職員採用募集を行ったが、雇用情勢が厳しく必要な補充を行うことが困難であったので業務委託事業を行うとあるが、職員採用募集に当たっては、任期付常勤調理師など、その取組に問題があり、もっと検討する必要があるので、本議案から削除するものである。  次の資料ですけども、今回は金額の補正、修正はございません。債務負担行為の補正の条項を削除することであります。以下のページでは、その部分が削除を行うということであります。以上。 ○議長(小椋 正和君) 修正案に対する質疑を行います。質疑はありませんか。  大平高志君。 ○議員(5番 大平 高志君) 私はこちらのほうにも名前をちょっと連ねているんですけど、この修正理由っていうことで、今、手元のほうに出ております。こちらは一遍とおりで聞いていたことで、これですね、任期付任用職員、これはもっと検討する必要があると。私もそれはそれで、そのとおりだと思うわけでありますけど。先週、全協がありました。私は、こちらのほうにはちょっと欠席していたんで、そのときのお話なんかも私は伺いたいと思います。  町長は、先ほどこちらの提案理由の説明でもいろいろ言われましたけど、結果が出てからこれは示したんだということで、私もそれは1つの考え方だろうと思います。  高塚議員、提案者に伺いたいのは、今言ったような、先週の金曜日終わってから、全体のそういう、何ていうんかな、こういうことで決まりましたということで、そういう組合のほうに報告があった話とか、10月6日にこれは妥結したんだとか、そういったお話は全協のときにありましたか。ちょっとその辺のところ、正確な情報が分かった上でこれが書かれて、そういったところがちょっとまだ書いてないなと思ったんで、もう少し書けばいい。それは質疑のほうではやったわけですけど、ちょっとその辺の状況っていうのが分かればお願いします。
    ○議長(小椋 正和君) 高塚勝君。 ○議員(9番 高塚 勝君) 先週の金曜日の全協のときには、やはり議員のほうから、なぜ、9月定例があったり、または定例議会では常任委員会もありましたし、また今まで月例報告会もあったと、だのに全くこのことは出なかったと。何でだってことでありまして、執行部のほうからは、先ほど答弁がありましたように、組合との交渉が妥結してなかったので公表ができなかったと。組合との妥結ができたので、今回、こういう様に提案したという説明はありました。はっきりと、それはありました。組合との妥結がなかったので、報告ができなかった。妥結したので、今回、こういう提案をしたという説明がありました。 ○議長(小椋 正和君) 大平高志君。 ○議員(5番 大平 高志君) その一遍とおりの説明ではなくて、妥結したのが、現業職の組合と10月6日ということと、説明が終わった後に、これは全体で集まった中で、こういうふうに次の臨時で出ますと、そういうお話があったりして、いろいろあったようでありますけど。全協の後にそういう会が持たれたわけですから、それは当然また別の話だろうと思います。  ですから、合意が10月6日にされたでありますとか、委託の経費もどうなんだっていうのも、後でタブレットのほうに入ってきたような話も聞いていますけど、そういう先ほど質疑で出たような、これどういったことかなって、いろいろ疑問もあるわけですけど、全然、詳細の話っていうのは、そこの中では出たんですか、どうですか。 ○議長(小椋 正和君) 高塚勝君。 ○議員(9番 高塚 勝君) 妥結の日にちまでは、はっきりとは、私の聞いとる範囲ではなかったような、と覚えております。ただその中で、当日配付された資料では、今回の提案の説明書だったんですけども、募集の関係が分からないので、そういう資料をお願いしますということで、また後から皆さんのタブレットに入ったと思います。今年の2月頃の募集が1名の募集の募集要項と、それから今回の3名の募集要項のものが、資料が出てまいりました。それによると、8月の終わりに募集かけられて、9月の10日が締切りだったということが、そこで、資料を請求したことによって出てきたということであります。 ○議長(小椋 正和君) 大平高志君。 ○議員(5番 大平 高志君) ですから、そこの場所でもそういうことが指摘があって、後から紙が出てきて分かったようなことっていうのも多々あるんだろうなと思います。私も、職員の方からもそういう、組合、開かれた金曜日の日の夜ですかね、その話も聞いてびっくりしました。もう少し早い段階で議会のほうに、委員会もありますから、話をしてもらえたら、また少し、それはどうなんだとか話ができたと思いますけど。  一番これで最後ですから伺いたいと思いますけど、やっぱりこれの背景っていうのは、全協のときでもちょっと、ちらっとは話を聞いたんですけど、その状況というのは。やっぱりこの園を統合するとか、何とかへどんどん委託していくんだとかって、何かそういうところが見え隠れ、私はするんですけど、どう思われますか、提案者の方は。 ○議長(小椋 正和君) 高塚勝君。 ○議員(9番 高塚 勝君) この問題につきましては、ちょっと私の見解っていうわけにもいかんと思います。  ただ、今回こうやって修正動議出させていただいたのは、今、執行部が出された案が、いいか悪いかちゅう問題では私はないと思うんですね、最良の方法かもしれませんし。やはり議会とすれば、執行部が提案されたことが、議員の皆さんでそれをチェックして、やはり執行部が出されたのがよければ、私はそれでいいと思うんです。ただ、ちょっとそれは、今までそういう協議する時間がなかったもんで、協議した結果、もう少しこういう方法もあるんじゃないかとかってことも可能性もあるんじゃないかということで。今回、この修正を出させていただいたのは、決して今の案がいいとか悪いとかではありません。ここに書いておりますように、もっと検討する必要があると、我々議員としては、最終結論は我々なんですね。執行部が提案されました。提案されたけども、最終的には議会が承認ってことになるわけですから、承認するに当たっては、やはり検討した結果、今の原案どおりに承認になる場合もありますし、もう少しこういうところは考えたほうがいいじゃないかとかっていうことはあると思うんですね。そういう意味で、私は今、今のこれがいいとか悪いとかっていうことではないと。やはり協議する時間が欲しいということで、この修正案を出させていただいたということでございますので、よろしくお願いします。 ○議長(小椋 正和君) そのほか、質疑ございませんか。  押本昌幸君。 ○議員(4番 押本 昌幸君) 提案修正理由の中で、業務委託を行うとあるが、職員採用募集に当たっては任期付常勤調理師等ということで、議員の意図としては、極力、最近、最高裁でもにぎやかになっておりますが、同一労働同一賃金ということから、なるたけ正規の職員を採用するべきだという意向があろうかと思います。しかしながら、ここに、先ほどの質疑で伺っておりますと、町全体で見れば、こども園の園児が毎年何十人かずつ減ってくわけです。その中で、今、正規雇用をしてしまうと、何年か後にはその正規採用した調理師が行き場を失う可能性が非常に高いということから、やむを得ず任期でやるんだという説明でした。このことと、それから、じゃあもっと検討しろということなんですが、任期付の分の代わりに、今回、業務委託するわけですが、業務されるほうも1年ぽっきしじゃ駄目なわけですね。任期付の方の人間の採用と同じように、企業でも最低3年は契約しないとお仕事にならないわけですね。そういうことを鑑み、そして、このもっと検討すると、4月から入らないといけないわけですね、それらをクリアできるプランをお持ちですか、伺います。 ○議長(小椋 正和君) 高塚勝君。 ○議員(9番 高塚 勝君) そのプランってのは、別に私が持ってるわけじゃありません。これは、ある意味では執行部が考えて提案して、我々が処理するんですけど、我々はそういう提案をすることはできますけれども、ここまで来れば、このままこれで承認するわけにはいかないというのが、私の考えなんですね。任期付と今おっしゃいましたけども、3年間、私は不思議に思ったのは、この間、全協で、正職員を募集しました、正職員を募集しました。私は、正職員だったら多分あるだろうと思ったんですね。役場で調理師の募集があると、これはあると思ったら、ないということで、ええってことで要項見ましたら、確かに正職員なんですよ。住居手当も出しますよと。会計年度任用職員には住居手当はないんですね。これは一般の正職員と同じ待遇ですと。ただし、3年間ですよということなんですね。そうすると、仮に意欲ある人は応募するかっていったら、3年で首切られちゃうっていうことになると、やはりこれは問題あると思いますね。だから、これではなかなかいい人は集まってこないと。要は3年が5年だとか、今、押本議員おっしゃるように、人数を見てたら、今の正職員の方はもう分かってますから、この方はあと何年されたら退職される、この方はあと何年で退職される。そうすると、仮に3年が5年だとか10年になっても、10年だったら何とか琴浦の正職員として10年間やってみようかっていうことも出てくる可能性はなきにしもあらず。ただ、そこまでは私は調べておりませんので。ただ、3年間で、正職員ですよ、3年間で、言っちゃ悪いけど首ですよで、いい人が集まるかっていったら、私は集まらんのが当たり前だと。その当たり前のことをやって、なかったから業務委託ってのはちょっとあまりにも早過ぎる。ただそれの検討期間っていうのが、それは土曜日、日曜日、月曜日やれ言やあ、何ぼでもそりゃしてできんことはないですけども、やはり議会というものはそういうわけにいきませんので、やはり再度、私は検討をする必要があるというのはそこなんですね。検討した結果、やはり執行部なんかがよければ、私はいいと思います。ただ、そのリミットが仮に来月、仮に臨時議会があるとした場合に、そこで議決になったらもう間に合わないか、もうこれがリミットなのか、このリミットだったら、なぜここまでほっといたのか、当然分かっとることなんですね、9月定例ってのがあったのにという。それが私は残念でたまらないですね。だから、議員間で、議員はやっぱり議論する時間が欲しいということです。だから、これはそういう時間が欲しいということです。これで修正が仮に可決となって、業務委託がまだできないと。仮に来月、11月にそれがなった場合に、果たして4月からできるかと、そこまでのチェックは私はしておりませんので、申し訳ないです。 ○議長(小椋 正和君) 押本昌幸君。 ○議員(4番 押本 昌幸君) 先ほどの分で、3年が、5年、10年だったら応募される可能性があるというふうなことをおっしゃいましたけれども、そういう規定は、今、ないわけですね。3年で任期付はあるわけです。正職であれば終身雇用でしょ。これでその終身雇用した人の行き先がないだろうという危惧をされてるわけです。それで、そういう説明があったわけです。その辺については、どう考えられますか。 ○議長(小椋 正和君) 高塚勝君。 ○議員(9番 高塚 勝君) 私は、この任期付正職員、任期付正職員というのは3年間が限度っていうことは、そういう認識はありません。例えば5年になるとか10年っていうのは、これは多分、執行部……。法律上は知りませんよ、けれども、この正職員で任期付っていうのは、私は3年っていうのはないんじゃないかなっていう、個人的には思っております。これは、ちょっと執行部の方は御存じかもしれませんけども。例えばあなたは10年間、5年間ですよっていうことが、大体、県では何か5年ぐらいの分もあったような気はしますけども、今、押本議員の質問の3年っていう、しかないっていう認識は、私はありません、はっきり言って。ただ、これ、正しいかどんなか分かりませんけど。私は5年でも10年でもできる、やれば任期付正職員っていうのはできるっていう感覚は個人的には持っております。ちょっとそれしかお答えできません。 ○議長(小椋 正和君) そのほか、質疑ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。  これより討論に入ります。  修正案が出されておりますので、討論の順番は、1番目、まずは原案に賛成の方から始めます。次に、原案及び修正案に反対の方がやっていただきます。3番目、次に、原案にまた賛成の方に戻ります。次に、修正案に賛成の方の順番で行います。これを繰り返していきます。ゆっくり言いますので、それぞれその思いにある方は討論していただければありがたいというふうに思います。  それでは、まず、原案に賛成の方の発言を許します。  桑本賢治君。 ○議員(7番 桑本 賢治君) 私は、原案を賛成する立場で討論をさせていただきます。  議論が非常に細かいところまで来ておりますし、慎重な審議をするという意味からすれば間違いはないと思いますが、私はもっと根底、根本的に、現業業務を公務員がする必要があるのかと、ここをまず問いたいと思っています。  全ての現業業務は、タイミングを見ながら民間のほうに流していくと。一気にやるのは、それはええかもしれません。郵政民営化とか、三公社五現業あたりは一気にやりました。だけど、こういう町村の業務っていうのは、働いとる人たちのことを考えなければなりません。今回は、7人のうち4名は退職されるタイミングを見て、民営、出そうと、こういうふうに判断されたというのは、職員に対する影響力、それから組合との協議、役場における財政的な負担、こういうことを考えればやむを得ないと私は思っております。事実的に、10年すればもっていないかとか、いろんな議論はあると思いますが、そもそも保育園がどうなるかというのが分からんのに、給食業務だけを役場がするというようなことを決めてもいけん。だから、徐々にではありますが機構改革をしながら、住みやすい琴浦町にする必要があると思いますので、私は賛成をしたいと思います。 ○議長(小椋 正和君) 次に、原案及び修正案に反対の方の発言を許します。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) おられませんので、次に、原案に賛成の方の発言を許します。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) おられません。  次に、修正案に賛成の方の発言を許します。  大平高志君。 ○議員(5番 大平 高志君) 私は、この修正案に対して賛成の討論を行いたいと思います。  この案は、しらとりこども園、やばせこども園の2園について、令和3年度から給食調理等業務委託をしようと、そういったことについてのものであります。内容は、再三ありましたけど、募集をしたが人が集まらなかった。こういったことでありましたけど、募集方法もどうだったんだというところが明らかになったのではないかなと思います。さらには、直近の議会や委員会へも報告もありません。理由は、組合との協議が調わなかったとのことですが、質疑で私が指摘したとおり、これもいろいろ疑問があるのは確かであろうかと思います。こういったこともあります。  また、保護者へはこれから報告ということで、何かしら結論ありきで私は行っているとしか考えられません。私だけかもしれませんが、そういう一抹の不安があります。そういったことを思い出せば、今後、何でもかんでも委託を推進していくということが背景にある、こう思いたくないわけですけど、そうであるなら、町民のため、この町で働く職員のため、黙って見過ごすことはできないということで、この場に立たせてもらいました。  先ほど町長も、結果が出たらこれは言うんだ、そういうことも言われました。そこで私もいろいろ考えました。最近、類似したことでいえば、熱中通販、これ撤退の事実、何か月も黙って、黙って、黙って、後出しで出してきたこともありました。言ってることは全く違います。そこで、私も議長に公開質問状のほうを出しました。琴浦熱中小学校及び熱中通販の状況については、9日以降、執行部に対して私からも要求していたが、結果的には18日の本会議終了後に説明を受けた。何ですかこれは、議長が言っても。こういうことが平気でまかり通る、こんなことでどうなるんですか。議員の皆様の、私は見識っていうのが試される、そういったことじゃないかと思います。  私は基本的には、民間でできることは民間でということは、これ私は否定しません。それをするに当たって、町民やこの町の職員に対してどうなんだ。こういう懸念、これを払拭していく、こういうことが必要であろうかと思います。それが一抹の不安でもあるのであれば、これを認めるわけにはいきません。今後、精査と積極的な情報開示の上で、よりよくなる委託であれば推進すべきところと思います。  そういったことをお願いして、修正案に対する賛成討論といたします。 ○議長(小椋 正和君) 次に、原案に賛成の方おられませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 次に、原案及び修正案に反対の方の発言を許します。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 次に、原案に賛成の方の発言を許します。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 次に、修正案に賛成の方の発言を許します。  福本まり子君。 ○議員(3番 福本まり子君) 私は、修正案に賛成の立場で討論していきたいと思います。3つの観点から、ポイントで論じてみたいと思います。  まず、保育園に通う子どもの立場ですけども、ゼロ歳児から入っております。当然、皆さんも御承知のとおり、ゼロ歳から3歳未満児までは自園での調理、これは基本だと思います。今、ほかのところでも論じられているのが、以上児の給食を外部委託、あるいは給食センターというようなところで論じられています。ただ、今回、琴浦での議論は調理師をどうするかだけの議論ですが、本当にこども園に係る調理、調理業務は単なる調理ではなくって、先ほどから出てます保育園の保育士さんとともに食育もやります。かなり昔とは違ってアレルギーの子、様々な子がいるので、本当に責任ある大変な業務だと思います。  そういったこともありますが、次に、では、働く立場、調理師さんの立場ですが、本当に先ほど言った責任ある立場でありながら、なぜ人が集まらないのか。募集かけたけど手を挙げてこない。当然でしょう。先ほどから出ている狭き門なんです。狭き門であると同時に、先がない。3年でお払い箱っていう話も出てますが、本当に女性がほとんど調理師業務、保育士業務、町の会計年度任用職員、その人たちの大半は女性です。女性の働くその立場に立ってみると、不安定な職場に誰が来ますか。保育士業務でもみんな逃げてます、よそに、条件のいいところに。調理師だってそうです。手を挙げて来ないから、声をかけてみたけど来ないから。それ来ませんよ、それは当然。外部委託に出すんだったら、まずその前に、やってこなかった、それこそ職安に出してみるのも一つの手じゃないでしょうか。本来なら町内の人を活用してほしいんですけども、それが駄目だったら外部委託出そうというところですから、じゃあ一回職安に出してみてほしい。どれだけの人が集まるか。多分、そういうこともなされてないから、もう外部委託前提で物事は進んでるんではないかと思っております。  先ほど来、桑本議員が現業職をなくせと言われました。大事な職場です。今、現業職に携わっている人にとっては、とっても痛い言葉です。それは身分を落としても一緒です。現業職は本当に底辺で支えられてるという感が否めません。今、これを取り入れると、現業職は3名になります。調理師業務3名ですよね。運転手さんも、もう現業職でなくなったわけですから。そういう人たちで自分たちの労働環境を守れますか。だから、先ほど来出てる、親組合の下で自分たち労働協約をつくっていかないといけない。たった3名残された人、次々と減っていきます。たった1人になったときに、自分が、自分は正職の立場とか、そんなんではなくって、やっぱり働く環境を守りたいというのが本音だと思います。将来のこともあります。本当に女性の職場って、不安定なんです。そのことを考えていただきたい。  それから、なぜこういう議論が揺れるかっていうと、もともとこども園をどうするかのほうだと思うんです。調理師をどうするかではなくて。先ほど来出てます、ことうらとふなのえを統合させようかっていう案があるから、当面は、しらとりとやばせの調理師を削ってっていうような。説明にはありましたけども、調理場の新しいところっていう前提でした。それは関係ないことだと思います、全く。委託に出そうが、従来の人が働くところであろうが、衛生環境はきちっとしなければなりませんから。古かろうが新しかろうが、そういうのは前提ではないはずです。もう明らかに外部委託をしようという意図が見え見えなので、そういう発想に行きやすいんだと思います。  逆に、最初にこども園をどうするかを先、議論をして、その中でひっくるめて調理師業務というのが語られるべきであって、本当に今いる人たちって、つらい思いでいるんだろうなと。それが言えるのは、今年から始まった会計年度任用職員もそうであります。窓口業務をやってるときに、あと私は何年だろうかという選択肢で、ここを辞めて、手を挙げるのをやめて民間に行こうかっていう選択をまず迫られました。同じことなんです。正職だろうが、いわゆる臨職であろうが、もともと自分の将来を、将来のいわゆる仕事とライフスタイルとか様々なことを考えながらすると、本当に民間を選ぶか、ここに残るかっていうことを選択されたと思うんです。その結果が出てますけども、今の調理師さんにしてもそうです。あと残ってっていうような発想は多分にないと思いますが、今の人は本当につらい立場にいるんだろうなという気がしております。  そういった意味で、急に提案を出されたことについては反対であります。もうしばらく議論を深めていただきたい。決して12月議会でも間に合わないわけではないと思っております。よろしくお願いします。 ○議長(小椋 正和君) 次に、原案に賛成の方の発言を許します。  押本昌幸君。 ○議員(4番 押本 昌幸君) 原案に賛成の立場から申し上げます。  先ほどの提案者との討議でもありましたように、そもそも原則論に基づいてなるべく正規、いわゆる労働環境のよい状態で調理師を募集するという筋道はやってこられたと思います。その中で、先ほどもありましたけれども、今、子どもがどんどん減っていく状況の中で、個別の園はともかく、町全体の子どもの、園児の数が減っていく、もちろん小学校、中学校もそうですけれども。その中での職員の在り方というものは、当然ながら考えていかなければならない。今年、正規の終身雇用の調理師を採用して、はい、10年先にあなたの行き場はありませんよ。強制解雇ということはなりませんから。したがって、そういった何年か先までの、いわゆる町の職員のプランを考えながらやっていく。その中で、今回の調理師に関しては、任期付、先ほど募集しても応募がない、当然でしょう。資格は持ってないといけない、しかも今は手が空いている、そして、採用されても3年だということになれば、確かに限られるんでしょう。それは現実だと思います。しかし、それを踏み越えて、これを、先ほど5年、10年というのがありましたけども、現実的には任期付は3年が、建前3年ですので、それ以上はできません。その中で採用していくっていうのは、確かに難しいんだろうと思います。そこの中で、今度は一応募集してみたけれども応募者がなかったということで、いわゆるこども園ですから、園ごとの調理はやるけれども、調理人に関して、調理師に関して外部委託をするということですね。外部委託をすれば、いわゆる非常に雇用条件の悪い、応募してもなかなか調理師が来てくれないような雇用条件の中でも、企業であればそれに対応できるということで、今回、2園を入れていくというふうなことです。そして、それぞれの園で調理はしますけれども、正規の職員である栄養士が全てを管轄しているはずです。保育士と調理師が話し合ってどうのこうの、食育ということじゃないと思います。栄養士がいて、栄養士と調理師、栄養士と調理業務を委託したところとの関係で食育、あるいは子どもの食事がなされていくんだろうというふうに思います。栄養士に関しては、正職はやってるはずでございます。  ただ、今回の流れを見てますと、確かに拙速というふうに思えなくもない。それは、本当からいえば、やはり全てのものにAプラン、Bプラン、Cプランぐらいをやって、並行してやっていくということが、できるかどうか難しいかもしれませんが、少なくともBプランぐらいまでは考えてて、その中で物事を進行していくというふうなことであれば、もう少しスムーズにいったのかなというふうに思います。  いずれにしても、現実的な対応で今回の調理師の委託の話が出たというふうに考えられると思いますので、現業部門をロボット化するというのは、確かに将来的にはありましょうけれども、それは現実を見ながら進行していくということでありますので、今回の調理師業務の委託に関しては原案のとおりでやっていただいてよろしいかというふうに思いますので、賛成の討論といたします。 ○議長(小椋 正和君) 次に、修正案に賛成の方の発言……(発言する者あり)  暫時休憩いたします。                 午後3時24分休憩       ───────────────────────────────                 午後3時25分再開 ○議長(小椋 正和君) 会議を再開いたします。  修正案に賛成の方の発言を許します。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 次に、原案に賛成の方の発言を許します。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 次に、修正案に賛成の方の発言を許します。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 討論がありませんので、討論を終わります。  修正動議の扱いは、会議規則第19条の規定によって、議長が表決の順番を定めることになっておりますので、まずは、高塚勝君から提出されました修正案を先に採決いたします。  この修正案の採決は、起立によって行います。  議案137号、令和2年度琴浦町一般会計補正予算(第8号)の修正案に賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(小椋 正和君) 賛成少数です。よって、この修正案は、否決されました。  続いて、これより原案について採決いたします。  この採決は、起立によって行います。  本案を原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(小椋 正和君) 賛成多数と認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第138号、財産の取得について(琴浦町公衆用WiFi拡張整備業務)について、質疑に入ります。質疑ございませんか。  大平高志君。 ○議員(5番 大平 高志君) これは財産の取得ということで、公衆用Wi−Fi、1,958万円、こういったことであります。6社が応札されたとのことですが、落札率は幾らでしょうか。  また、設置が10施設ということですが、こちら、もし、公民館が多分中心になるんじゃないかなと思いますけど、ちょっと分かればお願いします。  あと、それから公共施設、これのWi−Fi化というのは、いろいろ災害があった後、これがどうなんだということがあって推進していっているというのは、観光面のことばっかりじゃなくて、これはもう全国的なことだと思いますけど、我が町の公共施設の整備率というのがもし分かればお願いします。 ○議長(小椋 正和君) 小松町長。 ○町長(小松 弘明君) さっき整備率って言った。 ○議長(小椋 正和君) 暫時休憩いたします。                 午後3時28分休憩       ───────────────────────────────                 午後3時28分再開
    ○議長(小椋 正和君) 会議を再開いたします。  小松町長。 ○町長(小松 弘明君) 議案の提案の中でも説明させていただいた部分がありますが、各地区の公民館、出先機関を中心としてWi−Fi環境を整備するということであります。詳細について、総務課長に答えさせます。 ○議長(小椋 正和君) 山田総務課長。 ○総務課長(山田 明君) 最初に、入札の件ですが、こちらのほうは事前公表をしておりまして、3社入札でございます。あとの3社は辞退ということで、入札、落札率は96.1%というところであります。  Wi−Fiの整備状況でありますが、各地区公民館、新しくつけるのが、各地区公民館、それから文化センターの2館、それから総合体育館というふうになっております。各地区公民館の、以西公民館はもう既についておりますので、そこを除いての8館というところで、計11施設というところであります。  それから、Wi−Fiの整備率でありますが、率まではちょっと出しておりませんが、先ほど申しました施設に加えて、本庁舎、分庁舎、まなびタウン、それから道の駅、あとは学校関連というところになっております。 ○議長(小椋 正和君) 大平高志君。 ○議員(5番 大平 高志君) そこで、整備、今回は10の施設ということですけど、整備するに当たって、どういったところが優先になっていくのかなというところがあるんですけど、また逆に公民館なんかでも整備するところと整備しないところっていうのが、これ生まれるんですか、今回で。ちょっとその辺が分かればお願いします。 ○議長(小椋 正和君) 小松町長。 ○町長(小松 弘明君) 今回の地区公民館というところで、発想が一番最初に出てきたのは学校のGIGAスクール関係があって、自宅にWi−Fi環境がない子どもたちも何人かあるということも含めて、それをきっかけとして地区公民館にWi−Fi環境を設置するというのがきっかけであります。地区公民館以外の話っていうのは……(発言する者あり)  あとの詳細については総務課長に答えさせます。 ○議長(小椋 正和君) 山田総務課長。 ○総務課長(山田 明君) 先ほどありましたように、リモート学習の件と、あとは災害関係ということで、各地区公民館、それから総合運動公園というところになります。 ○議長(小椋 正和君) そのほか、質疑ございませんか。  高塚勝君。 ○議員(9番 高塚 勝君) 6社指名で3社が辞退ということですけども、その3社はなぜ辞退したのかというのが、まず第1点。  それから、1か所当たり平均すると約190、10か所で千九百何万ですから、1か所当たり百九十何万ぐらいかかるんですね。その施設の大きさにもよるんでしょうけども、大体そういうのが一般的なのか。設計というか、もともとのその予算というものは誰が出したのか。その10か所が約2,000万ぐらいかかるという費用は設計委託したのか、誰が出したのか。その点お願いします。 ○議長(小椋 正和君) 小松町長。 ○町長(小松 弘明君) 詳細を総務課長に答えさせます。 ○議長(小椋 正和君) 山田総務課長。 ○総務課長(山田 明君) まず、辞退理由でありますが、そこまでの聞き取りは行っておりません。  価格のほうは事前公表しております。こちらのほうは、先ほど申しましたような機器、申し上げられましたような機器の導入というところ。それからWi−Fiの設置という、極めて特殊といいますか、金額になろうかというところで事前公表をして、しっかりとした見積りを取るというところで上げておるところです。  あと設計につきましては、こちらのほうは事前に業者との協議というところで進めておるというところであります。 ○議長(小椋 正和君) 高塚勝君。 ○議員(9番 高塚 勝君) 予算は事前公表ですから、町としては、琴浦町としては、10か所のWi−Fi環境を整えるのに2,000万だったら、2,000万ですよと。その2,000万という金は、誰が出したのか。町職員でたけた方がおられて、各現地調べたら、これはここで、あそこの公民館はこれぐらい、あそこは、総合体育館はこれぐらいってことでやって出されたのか。その辺なんですよ。そういう専門的な機関があって、そこに委託したのか。そこはどうなんですか。事前公表するんですから、もう、例えばこれが、はい、これだけの施設、Wi−Fiが使える環境を備えてください、あとは各自で現地行って調べて、各自で入札ください。これだったら分かりますよ。けれども、最初から、はい、金額はこれですよということで提示しとられるんですから、その提示っていうのは誰がつくられたんですか。 ○議長(小椋 正和君) 小松町長。 ○町長(小松 弘明君) 詳細を総務課長に答えさせます。 ○議長(小椋 正和君) 山田総務課長。 ○総務課長(山田 明君) こちらのほうは職員に出す技量がございませんので、業者のほうにお願いをして仕様書なりを作成して、それで価格のほうを事前公表して入札を行ったというところです。 ○議長(小椋 正和君) 高塚勝君。 ○議員(9番 高塚 勝君) そうすると、業者のほうに委託して、その予算を取られたってことですけども、その予算を取るために、ある業者に聞いた。その業者も入ってますか、この指名の中に。 ○議長(小椋 正和君) 小松町長。 ○町長(小松 弘明君) 詳細を総務課長に答えさせます。 ○議長(小椋 正和君) 山田総務課長。 ○総務課長(山田 明君) 参考見積りを取った業者は入っております。 ○議長(小椋 正和君) そのほか、質疑ございませんか。  井木裕君。 ○議員(15番 井木 裕君) 今、話を聞いておりました。その中で、その入札関係のことがあったわけなんですけども、元の金額は、やはり技術者がいないというのが私は問題点であろうと思います。やはりその中で、職員の中で、そういう開かれた分野の中の技術職というものがいろんな設計等にしても、町村は技術職はおりません、一般職員ですよということになっておりますけども、やはりその入札等の金額、実行予算等もやはりそういう技術的なものを熟知しているような人をつくらないと、本当に分からないままに来ておるようでは、財政的な面にしてもロスが出るんじゃないかなと思いますけども、町長、その辺はどうですか。 ○議長(小椋 正和君) 小松町長。 ○町長(小松 弘明君) 今、新型コロナウイルス感染症の後、アフターコロナとよく言いますけども、国でもそのことが言われていると私は認識しております。デジタル化ということです。デジタル化ということで、技術者ということになるか、あるいは専門性を持った人になるのか、一番端的なものがマイナンバーカードのデジタル化がうまくいってなかったのは何でかということもあると思います。そういう専門的なところの知識を持った人が、役場で1人抱えることができるのかっていうこともあるかとは思います。ただ、来年以降、デジタル化が進む中で、これは、今、私の考えているところは、例えば中部広域全体で1人雇って、そういう技術的なことのアドバイスをもらったりとか、あるいはしかるべき人を雇うことによって共通で、1か所の町が雇うわけではなくて、そういうふうにしていく。期間の限定した任用職員という考え方もあると思います。ただ、それをいっときで育てるということは大変難しいと思っていますので、外部の力を借りていくということが適切ではないかと考えております。 ○議長(小椋 正和君) 井木裕君。 ○議員(15番 井木 裕君) 今、町長のほうからは広域的なもの、多種多様な技術部門はあると思うんですけど、やはりこの前の台風災害等の関係でも、技術的なものはもっとつくっていかないと、やはり委託ばっかりが能じゃないと私は思います。一般職でありながら、時には技術職みたいな発想も持っておられる人もあろうかと思いますけども、本当に町をよくしようとすれば、職員に一人一人、いろんな力を持っておられる人もありますから、そういう職員を育てていくということがこれから必要になってくると私は思っておりますので、その点についての町長は、Wi−Fiばっかりじゃなしに、ほかのことも視野に入れて答弁を求めます。 ○議長(小椋 正和君) 小松町長。 ○町長(小松 弘明君) 決してWi−Fiだけの話を言ってるわけじゃありませんが、専門性を持った仕事っていうのは、これから、どんどんどんどん特化していくと思ってます。それは、今、井木議員のおっしゃる人材育成をして職員を育てるということ、それも今までもそうだったんですが、なかなか技術が進歩していくテンポのほうが速くて、それについていくことがなかなかできにくくなっている世の中だと私は認識しておりますが、そういうときはアウトソーシングじゃないかと思っております。一つの考え方、いろんな方面で考えていくべきことだと思います。 ○議長(小椋 正和君) そのほか、質疑ございませんか。  押本昌幸君。 ○議員(4番 押本 昌幸君) 先ほどからいろいろ質問が出てますけれども、金額とかなんとかの質問はありましたけども、システムそのものの質問がないので、私ははっきり言ってよくは分からないんですね。大体はイメージ図というか、概念図とか、そういうのがあって、例えば認証装置がこうあって、それからアクセスポイントでこういうものがあってというのが欲しいというふうに思いました。質問であるとすれば、なぜそれがなかったのかなということになります。  それから、落札価格にしてもホームページに出てるので、例えばこちらに載せるなら、こちらのリンクを見てくださいよと、答弁せんでもね、リンクすればちゃんと出てるんです。それから、ここの分についても詳しい説明とか、言えばホームページの入札条件の分に全部出てるじゃないですか。どうしてそれを示してくれないのかなっていうのが、私の質問です。  例えば、先ほどありましたけども、入札の条件の仕様書の中には、琴浦町公衆Wi−Fi既存設備概要図というのが、ちゃんと図で示されているじゃないですか。それをどうしてみんなに分かるように出してくれなかったのかなと。それから、もう一つ、地区公民館に何を入れるっていうのも、一覧表で出てるじゃないですか。入札の条件に。どうしてそれをここに出してくれなかったのかな。出しても分からないと言われれば、それまでなんですけれども。やはりそういったものを出していただければ、多少分かりやすくなる。もっと極端に言えば、いや、入札条件のリンク先はここですから、ここ見てくださいと。それだけでも、今、議場で見ることできるわけですから。そういったこともやってほしいと思います。  ただし、そこを見ますと、いわゆる入札の条件のところの仕様書の中に、場所が、例えば分庁舎の住所が大字赤崎1140−1、これはいいんですよ。ところが、赤碕の「碕」がやまへんなんですよ。したがって、これを書いた人は外部の人が書いたんだな、あるいは、町内の人が書いても、少なくとも赤碕在住の人じゃないなというのが分かっちゃうわけですね。この辺は、担当課が気をつけていただきたいというふうに思います。  そういった資料がなぜ出なかったのか、出さなかったのか、伺います。 ○議長(小椋 正和君) 小松町長。 ○町長(小松 弘明君) なぜ出さなかったかというよりも、まだ、このタブレットの使い方に不慣れだということに、一言になると思っております。(発言する者あり)いやいや、今まで、これ、やっぱり、今度のGIGAスクールもそうなんですけども、よく考えてみたら、入ったはいいけども使い方が、これからだんだんと皆さん慣れてきて、使い方が、おっしゃるように図面化した物が入ってることは入ってるけども、担当が入れてるところでっていうことで。やっぱり説明の仕方っていうのは、これを使うと一目瞭然といいますけども、分かりやすいところでペーパーレスも含めて今導入して、今、切磋琢磨してやってるところですんで、今後、これを使っての説明ということも含めて、今後、活用していかなくてはいけないと思っています。たまたま先ほど言われた、赤碕の「碕」が違ってるって、私も指摘しました。仕様書、何かのときに。ワープロで打って、ワープロっていう言葉もちょっと古いですね、ワードで打ったらこんなんが出ちゃいましたとかって言ってましたけども、もう単なる単純ミスということで考えておりますけども、それではいけない、ただ載せればいいっていうもんではないということで、説明の仕方、あるいは見せ方、今後、このタブレットを使っての研究は、あるいは精進していくということで、答弁させていただきます。 ○議長(小椋 正和君) そのほか、質疑ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。  討論に入ります。討論ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 討論がありませんので、討論を終わります。  議案第138号を採決いたします。  本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第5 琴浦町議会改革推進特別委員会の設置及び委員の選任について ○議長(小椋 正和君) 次に、日程第5、議会改革推進特別委員会の設置及び委員の選任についてを議題といたします。  お諮りいたします。議会委員会条例第6条の規定により、議会改革を推進する上で議員定数や議員報酬等に関して調査活動を行うため、全議員15名で構成する議会改革推進特別委員会を設置し、調査活動が終了するまで審査することにしたいと思います。これに御異議ございませんか。  大平高志君。 ○議員(5番 大平 高志君) 今、特別委員会の設置のことについて、お話がありました。これ、私は基本的には賛成であります。こちらの元になったのは、アンケートのほう取りました。この中身は、取ったアンケートの中身は、定数については現状維持が一番多かった。そのほかにも報酬について、こちらについて町民の考えをうかがい知ることができます。もともと私はこのアンケート自体やる必要があるのかなと思っておりましたけど、税金を使って行った以上、この結果に従ってこれから動いていく、そういうことであろうかと思います。  それで、これを踏まえまして、議運ではこのアンケートを第三者でも評価する必要があると。鳥取大学に依頼する、こういったことであります。鳥大の先生の話を聞いて、委員会を設置すべきだ、私はこう言いました。議会運営委員会でもそういった議論で終わっていたと思います。その意見を聞く日はあしたです。私は臨時でも、この委員会設置するなら、今日の20日より前にこの場を設けるべきと言いましたけど、21日でなければ大学の先生の予定が取れない、こういう報告で、臨時議会が提案しないとの決定に議運では至っていたと思っておりましたが、違うんですか。これを覆すには、再度議運を開催した上で全協に諮るべきだったのかなと思いますけど、ここまで来たので仕方がないですけど、こういうことが再々行われると、ちゃぶ台返し、議運軽視ではないですか。その辺のところを、ちょっとどがなことになっとるのかっていうのを教えてください。 ○議長(小椋 正和君) ただいま太平議員から御異議がございましたけれども、先般の全員協議会で皆さんにお諮りいたしました。全員協議会にお諮りいたしました。その席で、皆さんの御賛同を受けて、今日、委員会を立ち上げるということに決定いたしました。以上です。  御異議ありますか。(発言する者あり)いや、全員の、この間そういう話もさせていただいたということでございます。  御異議ありませんか。(「いや、異議はないですけども」と呼ぶ者あり)  それでは、もう一度申し上げます。  お諮りいたします。議会委員会条例第6条の規定により、議会改革を推進する上で議員定数や議員報酬等に関して調査活動を行うため、全議員15名で構成する議会改革推進特別委員会を設置し、調査活動が終了するまで審査することにしたいと思います。これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 御異議なしと認めます。したがって、全議員15名で構成する議会改革推進特別委員会を設置し、調査活動が終了するまで審査することに決しました。  なお、委員長及び副委員長の選出は、議会委員会条例第8条第2項の規定により、委員会において互選することとなっておりますので、直ちに委員会を開き、選出をお願いします。  互選に関する職務は、委員会条例第9条第2項の規定により、年長の委員が当たることとなっておりますので、よろしくお願いいたします。  暫時休憩いたします。                 午後3時49分休憩       ───────────────────────────────                 午後4時01分再開 ○議長(小椋 正和君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第6 琴浦町議会改革推進特別委員会委員長及び副委員長の報告 ○議長(小椋 正和君) 日程第6、議会改革推進特別委員会委員長及び副委員長の報告を行います。  議会改革推進特別委員会委員長には、前田智章君、議会改革推進特別委員会副委員長には、桑本始君。以上のとおりであります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第7 議員派遣について ○議長(小椋 正和君) 日程7、議員派遣についてを議題といたします。  お諮りいたします。議員派遣については、会議規則第127条の規定により、別紙のとおり議員派遣いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(小椋 正和君) 御異議なしと認めます。よって、議員派遣については、原案のとおり決しました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第8 閉会の議決 ○議長(小椋 正和君) 日程第8に進みます。  お諮りいたします。今期臨時会に付議された事件は全て終了いたしました。  よって、会議規則第7条の規定により、これをもって閉会したいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 御異議なしと認めます。よって、今期臨時会は、以上をもって閉会することに決しました。  これにて令和2年第8回琴浦町議会臨時会を閉会いたします。御苦労さんでした。                 午後4時02分閉会       ───────────────────────────────...